スパンレース不織布 購入ガイド:繊維、表面加工、仕様の決め方
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ウェットティッシュ、化粧パフ、工業用ワイパー、家庭用クロスを販売しているなら、その基材はおそらくスパンレースです。柔らかく、丈夫で、布のような風合いがあり、化学バインダーを含みません。しかし発注書に「スパンレース」と書くだけでは仕様になりません。同じ名前の2本のロールでも、加工したとき、ローションを含ませて包装したとき、作業場の床で使ったときの挙動はまったく異なることがあります。このガイドでは、スパンレースとは何か、各タイプがどこに合うか、メーカーに価格を尋ねる前に何を書き出すべきかを説明します。
スパンレースとは
スパンレースは水流交絡不織布とも呼ばれます。まずばらばらの短繊維をカードにかけ、薄く均一なウェブにします。そのウェブを、非常に細い高圧の水流が何列も並ぶ下に通します。水流が繊維同士を絡ませて固定します。乾燥後は、接着剤も熱接着も使わず、繊維そのものでまとまった生地になります。
バインダーを使わないため、スパンレースは柔らかな手触りで、織物のようにしなやかです。吸水性のある繊維を使えばよく吸い、重さの割に毛羽が少ないのも特長です。この組み合わせが、肌に触れる製品や表面をきれいに拭き取る製品に広く使われる理由です。

スパンレースの主な用途
- ウェットティッシュ・おしりふき:最大の用途。濡れても強度を保ち、肌にやさしく、ローションを均一に保持する必要があります。
- 化粧パフ・フェイスパッド:柔らかく吸収性があり、肌ざわりをよくするためエンボスや開孔加工が施されることが多い。
- 創傷ケア・医療製品:毛羽が少なく、バインダーを含まない清潔な生地が重視される分野。
- 工業用ワイパー:整備工場、印刷所、電子機器、食品工場向け。加工済みの形状は当社のワイピング製品をご覧ください。
- キッチン・家庭用クロス:繰り返し使えるものや使い捨てのもの、プリント入りが多い。
ステップ1:繊維を選ぶ
生地の性質の大部分は繊維で決まります。スパンレースの仕様書の1行目です。
- ポリエステル:強く、耐久性があり、コスト効率に優れます。単体では吸水性が低いため、ワイプ用には通常ブレンドします。
- レーヨン(ビスコース):柔らかく吸水性が高い。ウェットティッシュやパーソナルケアで非常に一般的で、湿潤強度のため通常ポリエステルとブレンドします。
- コットン:自然な風合いと良好な吸水性で、高級化粧品やベビー製品に人気です。
- リヨセル(テンセル):なめらかな手触りで、湿潤時の強度が高いセルロース繊維。
- 竹由来繊維:パッケージで植物由来をうたいたいブランドに選ばれます。
多くの購入者は最終的にブレンドを選びます。その場合は配合比率を仕様書に書き、サプライヤーがどの程度の許容差を守れるか確認してください。レーヨン比率のわずかな変化でも、吸水性や柔らかさはエンドユーザーが気づくほど変わります。
ステップ2:目付、幅、強度を決める
重さは目付(g/m²、1平方メートルあたりのグラム数)で表します。軽い生地は1枚あたりのコストが下がり、重い生地は厚みを感じ、より多くの液体を保持します。習慣ではなく完成品から目付を選び、1つの数値ではなく許容範囲で指定してください。
幅は耳の切り落としも含めて加工機に合わせます。複数の製品を作る場合は、1つの原反幅からすべてにスリットできるか確認すると、発注が簡単になります。
強度は両方向で重要です。スパンレースは通常、縦方向(MD)のほうが横方向(CD)より強くなります。パックから1枚ずつ引き出すウェットティッシュでは、横方向の強度と湿潤強度が弱点になりやすいため、両方の最低値を指定してください。濡らして使う製品なら湿潤状態で測定します。
ステップ3:表面と仕上げを選ぶ
- プレーン:一般的なワイプ用、またはラミネートや印刷の基材としての、なめらかで均一な表面。
- 開孔(メッシュ):小さな規則的な穴が質感を加え、汚れを捕らえやすくします。おしりふきや清掃用クロスに一般的です。
- エンボス:浮き出た模様で、重さをあまり増やさずにボリュームと高級感を加えます。
- プリント:キッチンクロスやブランド製品向けの柄や色。
- 機能加工:特定の用途向けの仕上げ。生地に何が求められるかをサプライヤーに伝え、加工を提案してもらいましょう。

スパンレースか、他の不織布か?
スパンレースが常に正解とは限りません。ガウンやドレープなどで液体バリアが必要なら、ポリプロピレンのSSMMS不織布のほうが通常は適した基材です。衛生用品の表面材や拡散層のように、液体をすばやく通すかさ高で柔らかい層が必要なら、エアスルー不織布を検討してください。スパンレースが最も力を発揮するのは、柔らかさ、吸水性、布のような風合いがすべて同時に求められる場面です。
スパンレースのサプライヤーに確認すること
価格を比べる前に、すべてのサプライヤーが同じ生地で見積もっているか確認してください。次の質問が役立ちます。
- どの繊維と配合比率に対応でき、配合の許容差はどの程度ですか?
- ロール間でどの程度の目付・幅の許容差を保証できますか?
- 特別な試作ではなく、通常の生産ロットからサンプルを送ってもらえますか?
- 各ロットでどの特性を検査し、その結果を出荷時に共有してもらえますか?
- どの表面に対応できますか?プレーン、開孔、エンボス、プリントは?
- ジャンボロール、スリットロール、またはその両方を供給できますか?紙管のサイズとロール径は?
- 海上輸送向けにロールをどう梱包し、コンテナに何本入りますか?
- EUのお客様向け:REACHおよびSVHCの宣言書を提供できますか?
これらに書面で明確に答えるサプライヤーは、10本目のコンテナでも品質が安定していることが多いものです。
当社のスパンレース供給体制
Samridhi Crreationは2004年創業のインドのメーカー兼輸出業者で、1,000社以上のお客様を持っています。スパンボンド、メルトブローン、SMS/SSMMS、ニードルパンチ、エアスルーの各ラインとともに、スパンレースも自社で製造しており、スパンレースの年間生産能力は12,000トンです。
- 繊維:ポリエステル、レーヨン、コットン、テンセル、竹、およびブレンド。
- 表面:プレーン、開孔、エンボス、プリント、機能加工。
- 形態:加工業者向けのジャンボロール、またはご指定幅のスリットロール。
- プライベートブランド/OEM:世界中の販売代理店に各社のブランドで供給しています。
- ご注文:最小40フィートHQコンテナ1本で、5〜6製品を混載できます。たとえばスパンレースロールと完成品のワイパーの組み合わせです。
- 出荷:標準はFOBインド(ムンドラまたはナバシェバ)、CIFとDAPはご相談に応じます。
- 梱包:標準は無地ポリ袋。印刷カートンはご要望に応じて追加費用で対応します。
- EU向け書類:REACHおよびSVHCの宣言書。
全製品はスパンレース不織布のページでご覧いただけます。
お見積もりについて
正確なお見積もりへの近道は、簡潔な仕様です。用途、繊維の配合、目付、幅、表面、ロール形態、月間または年間数量、仕向港をお知らせください。わからない項目があれば、完成品に求められる働きを教えていただければ、出発点となる仕様をご提案し、サンプルをお送りします。詳細を添えてお問い合わせください。選択肢をご案内します。
